2009年07月12日
 もしも私の哀しみを溜めて
 天が泣くのなら雨に打たれたい

 幽かな虹を見つめ想う
 先の通り雨は何時の哀しみ

 もしも貴方の恐れを溜めて
 天が息吹くなら風に立ちたい

 悲哀も恐怖も何もかも抱いて 
 ぬかるむこの路をただ愛しみながら

 もしも我々の歓びを溜めて
 天が泣くのなら雨に祈りたい

 鮮やかな虹を見付けて想う
 先の通り雨は誰の歓び

「通り雨」 作詞・作曲:舞木藍








 曲がほぼ出来上がったら、歌詞を乗せる作業になります。
 ここで苦戦することが多いのですが、この曲は非常にスムーズに作詞することが出来ました。
 
 歌詞を乗せたら、早速仮歌を入れます。
 大抵はピアノと歌だけの構成です。
 次はこのシンプルな音源を基に、アレンジしていくことになりますが、アレンジについてはまた別の機会に紹介しましょうね。

 雨の音 了
by 藍 01:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音:雨の音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年07月05日
 ここで、雰囲気は急に変わる。
 このメロディは曲中には一度しか使われない分、サビを盛り上げるための展開を重視したためだ。
 前触れはなかった。
 暗幕のような雲が空を覆い、静寂と闇が辺り一帯を包み込んだ。
 気付けば風も凪いでいて、私は五感を遮断されてしまったような奇妙な感覚に陥った。








 日曜日なのに、ダークな雰囲気ですみません。
 このBメロをもって、曲を構成するパーツが全て完成しました。
 サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ。
 私の曲全てに言えることですが、非常にシンプルな構成です。
 今後は、複雑な発展を見せる構成の曲も作ってみたいですね。

 実は、この時点ではこの曲は3分未満という短いものでした。
 しかし、父に聞いてもらった時の「素敵な曲だから、もっと長く聴きたい」という意見を参考に、完成した曲はCDやライブでお馴染のアレンジを加えています。
by 藍 10:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音:雨の音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年07月02日
 私は幼い頃から無意識に作曲をしていたけれど、それを残すようになったのは、最近のことだ。

 頭の中のイメージからちょっとしたメロディが生まれては消え、生まれては消え、だんだんと形作られる。
 そのメロディーを口ずさんでみたり、ピアノで遊びながら弾いてみたりすることで曲が仕上っていく。 
 この日は薄暗く、雨が降っていたので、ちょっと湿り気のある曲になった。








 前回のメロディーはいわゆる「サビ」で、今回はそれに続く「Aメロ」です。
by 藍 19:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音:雨の音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年06月27日
 前触れはなかった。
 暗幕のような雲が空を覆い、静寂と闇が辺り一帯を包み込んだ。
 気付けば風も凪いでいて、私は五感を遮断されてしまったような奇妙な感覚に陥った。


 ぽつりと、空から一粒の水が落ちてきて、どこかに落ちた音がした。


 その微かな音は私の中で何度も反射し、木霊となって身体中を駆けめぐり、やがて止まった。

 また、静寂が訪れた。
 が、それは長くは続かなかった。
 先の音に呼応するように次々と、ぱらぱらと雨が降ってきたからだ。

 雨の音は、身体にあっという間に染み込んでゆき、私の中心まで到達した。
 私の心は長いこと、からからだった。
 身体中で濾過された水はひたすら透明で純粋だったから、私は痛みを感じずにはいられなかった。
 しかし、その痛み故にか、心は偽りのない歌を歌うのだった。







by 藍 20:50 | Comment(4) | TrackBack(0) | 音:雨の音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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